外階段のある家の
運搬設計

住宅街の外階段の手前で、折りたたみ台車を押す人が立ち止まっている後ろ姿の写真

今の家に越してきて最初に困ったのが、玄関までの外階段だった。エレベーターの無い建物で、道路から玄関まで15段ほどある。それまで平坦な道だけを歩いていたので、カートを転がして帰ってきても、最後の15段だけはどうしても持ち上げる動作が必要になる。

「区間を分ける」という発想に切り替えた

最初はこの15段のせいで、カート自体が無駄なんじゃないかと思っていた。でも実際にはそうではなく、道路から階段の下までは平坦な区間がそこそこ長く、その区間はカートに任せられる。階段だけを、荷物を分けて2〜3回で持ち上げれば済む——そう区間を分けて考えるようになってから、気持ちの負担がだいぶ減った。

階段の段数・傾斜・手すりの有無は建物によって大きく異なる。本記事の分割回数はうちの実例であり、どの建物にも同じ回数が当てはまるわけではない。

階段区間だけ、道具を持ち替える

平坦な区間はキャリーカート、階段の手前で荷物をコロ付きの牽引バッグやバックパックに積み替える、という2段構えにしたのが、今のところ一番負担が少ない。量が少ない日は最初からバックパック1本で済ませ、量が多い日だけカート+積み替えにする、というふうに量で使い分けている。

耐荷重250kgクラスの台車のように、階段そのものを持ち上げる前提の重量級の道具も調べたが、うちのアパートの階段幅では取り回しが難しく、結局は「軽くして持ち替える」方向に落ち着いた。建物の階段幅・踊り場の有無によって、このあたりの最適解は変わると思う。

次に試したいこと

まだ試していないが、コロ付きの牽引バッグを椅子代わりに使えるタイプにすれば、階段の下で一度荷物を降ろして休む、という選択肢も増えそうだと思っている。距離が伸びる日ほど、休める場所を持ち歩けるかどうかが効いてくる気がしている。

建物の階段構造(段数・幅・手すりの有無等)は個々の物件により異なります。本記事は特定の運搬方法の安全性や効果を保証するものではありません。参照日2026-07-30。

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